神様の働き
昨年から今年の初めにかけて起こった一連の地震について調べ、その流れを追ってい
るうちに、「本当だ。W が成就し神様が働かれている。」と切実に感じました。
以下に毎日新聞から転載した記事をお送りします。
一人一人が、この流れから現代に生きて働く神様を深く悟り、いま自分が何をするべ
きか悟りお祈りするようにして下さい。
●大地震:インドでM6・9 220人の死亡確認 2001.01.26
【イスラマバード26日春日孝之】インド亜大陸の広い範囲で26日朝、大規模な地
震が発生した。震源地はインド西部グジャラート州のパキスタン国境付近で、中心都
市アーメダバードでは多くの建物が倒壊、同州内だけで、これまでに220人の死亡
が確認された。パキスタンでも死者が出ており、救出作業が進むにつれ、被害はさら
に増大しそうだ。
インドからの情報によると、26日午前8時46分(日本時間午後0時16分)ご
ろ、西部グジャラート州ブジの北西20キロ付近を震源地としてマグニチュード
(M)6・9の地震が起きた。首都ニューデリーや西部マハラシュトラ州の州都ムン
バイ(旧ボンベイ)、南部タミルナド州の州都チェンナイ(旧マドラス)でも大きな
揺れに見舞われ、多くの建物が崩れたとみられる。
震源地のグジャラート州では、当局が余震に警戒して建物の中の住民を安全な場
所に避難させる一方、救出作業を開始したが、パンディア州内相は「被害がどれほ
ど広がるか分からない」と話している。
また、パキスタン当局によると、同国ではM5・5を記録。南部ハイデラバードで2
階建ての建物が崩壊し、少なくとも2人が死亡した。ネパールでも大きな揺れが観測
された。
インドはこの日「共和国記念日」で、ニューデリーでは大パレードの直前に地震が
襲った。
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●インド大地震:死者2万人以上の恐れ 邦人6人が行方不明 2001.01.28
【イスラマバード28日春日孝之】インド西部グジャラート州を直撃した大地震で、
被災地を訪問したフェルナンデス国防相は28日、「2万人以上が死亡した恐れがあ
る」と語った。現地からの報道によると、26日の地震発生以降、収容された遺体は
6072人で、今も多くが倒壊した建物の下敷きになっている。
各国の救援チームも続々と現地入りし、同州の中心都市アーメダバードでは28日、
探索犬を伴ったスイス隊が14歳の少年ら2人を救出した。
現地では28日早朝、マグニチュード(M)5・9の余震が発生、各地で再びパニッ
クが起きたという。パテル州首相は、さらなる余震と伝染病の発生に注意するよう呼
びかけた。
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●インド大地震:「キリスト教徒迫害の天罰」発言で州航空相辞任
2001.02.01
【イスラマバード31日春日孝之】インド西部グジャラート州を直撃した大地震に絡
み、南部カルナタカ州のジョン航空相が「地震はキリスト教徒を迫害した天罰だ」と
発言、物議をかもした責任を取って31日、辞任した。この発言は前日にキリスト教
徒の平和集会で飛び出した。
インドは多宗教国家だが国民の80%がヒンズー教徒でキリスト教徒は約2%。ヒン
ズー至上主義のインド人民党が連立政権を担っていることもあり、近年、各地でヒン
ズー至上主義組織によるキリスト教徒迫害が絶えない。
世俗主義の国民会議派が政権運営しているカルナタカ州でも約1年前から、キリスト
教会への放火事件が続発していたという。震災地のグジャラート州はインド人民党が
政権を担う。
一方、インドと領有を争うカシミールで対インド闘争を続けるパキスタンのイスラム
武装組織「ラシュカル・タイバ」は「今回の惨事はカシミール人への抑圧を続けるイ
ンド統治者に対する天罰だ」との声明を発表したが、その後、被災者救援を申し出て
いる。
●インド India アジア中南部、インド亜大陸の大部分を占める共和国。
正式国名はインドで、イギリス連邦に加盟する。独立以前はイギリス領インドと多数
の藩王国からなっていたが、1947年インドとパキスタンに分離して自治領として独
立、50年に共和国となった。面積は日本の約8.5倍。人口は約9億3942万人(1996年推
計)。
【宗教】
ヒンドゥー教83%、イスラム教11%、キリスト教2%、シク教2%、仏教0.7%、ジャイナ教
0.5%の割合である。
【言語】
憲法では公用語をヒンディー語とさだめているが、この条項はヒンディー語を使用し
ていない州ではうけいれられていない。英語は地域間の交流の言語として、政治、教
育、文化などの公式な面でつかわれている。このほか地方の主要言語が17あり、これ
らすべてをふくめてインドで使用されている言語は1600以上にのぼる。
【文化】
インド文化の基盤にはヒンドゥー教があり、今日も社会全体に大きな影響をおよぼし
ている。国民の80%以上をヒンドゥー教徒が占め、カースト制度や食事に対する制限
など生活様式の全般にわたってヒンドゥー教の伝統的慣習がきびしくまもられてい
る。
★ヒンドゥー教 Hinduism
インド固有の宗教。開祖をもたず、地理的にも歴史的にも多様な信仰と習俗を総称
する言葉である。
インドの大部分の人々と各地にわたったインド人移民たちが信仰している。インド人
移民は東アフリカ、南アフリカ、東南アジア、中南米、イギリスなどに多く、固有の
文化への帰属意識の強い印僑(いんきょう)とよばれる集団をつくっている。
「ヒンドゥー」という言葉は、インダス川を意味するサンスクリットのシンドゥに由
来し、前5世紀ころペルシア人がインダス川流域にすむ人々をさしてはじめてもちい
て、のち「インドの人々」をさすようになった。近代の民族主義の流れの中で、イン
ドの人々もみずからの民族、国家、宗教のアイデンティティを主張するようになり、
ヒンドゥーとはベーダを信じる者とか、カーストとアーシュラマの制度にしたがう者
などとする説もあらわれた。
ヒンドゥー教は、7億を上回る信者数もさることながら、ほかの多くの宗教に深い影
響をおよぼした点で、世界宗教のひとつである。ヒンドゥー教の側もほかの宗教から
多くの影響をうけ、混交宗教の典型となっている。インドの風土に根ざした宗教であ
るため、人間生活のあらゆる側面におよぶ社会的慣習、習俗にしみこんだもろもろの
信仰が、高度に発達した哲学にまけずおとらず意義深いものとなっている
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