人生にたった1回しかない1日
「さよなら、さよなら、さよなら」で有名な、映画評論家の淀川長治さんは毎朝こん
な呪文を唱えるそうです。
「今日は15日。15日は1年に12回ある。今日は6月15日。1年に1回しかな
い。今日は1997年の6月15日。わたしの人生にたった1回しかない1日だか
ら、今日もニコニコしていよう。」
朝から機嫌が悪ければ1日中嫌な気持ちで過ごすことになるでしょう。
そんな気持ちは友達や家族にも伝染するばかりでなく、何をしても、うまくいくはず
のこともうまくいかなくなるでしょう。
1日をどのように始めるかはとても大事なことなのです。
アンドリュー・マーレーは朝早く起き聖書を読んで祈りました。そしてイエス様の愛
が心のなかにいっぱいになるまで立ち上がらなかったということです。
人生は1日1日の積み重ねです。そして、一生に1回しかない大切な今日をどのよう
に過ごすかは、朝一番のお祈り次第です。朝ごとに神様の前に静まって聖書を開き、
その日のために御言葉の糧をいただくことが大切です。
詩篇の作者は、「あなたのみ言葉はわが足のともしび、わが道の光です。」と歌い、
「あなたの約束にしたがって、わが歩みを確かにし、すべての不義に支配されないよ
うにしてください。」と祈りました。【詩篇119:105、133】
マルチン・ルターは祈りについてこう話しました。「多く祈った人は、多く学んだ人
である。」
アンドリュー・マーレー(1828-1917)
南アフリカのオランダ改革派教会の牧師。
南アフリカに牧師の子として生まれ、イギリスとオランダに学び、20歳のとき牧師に
任命される。帰国後牧師のいない数千の多国移住民の牧師として巡回する。1860年、
内陸のウースター教会にて奉仕している頃から霊的書物を書き始める。それからケー
プタウン教会、ウェリントン教会と歴任し、1906年、辞任してから残る生涯をケ
ズィック、ノースフィールド聖会やアメリカ、カナダ、イギリス、南アフリカなどの
伝道大会の説教者として活躍。
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